平家物語
康頼の歌は波に揺られ都へ伝わった。ところで古の中国には、異国に囚われ、故郷への思...
後白河法王は三井寺での亡頂を望み山門の反発を招く。それは時は末法。名だたる寺院が...
蝦夷子の罪を暴くため、彼の館に勅使がやって来るが、事態は思わぬ方向へ動いてゆく。...
安元三年六月二日、藤原成親は都を出され、流刑先の備前国児島へ護送される。 同じ年...
対立している後白河法皇に対して、平清盛はついに実力行使に出ることを決意する。 ...
平重盛は父清盛に大納言藤原成親の助命を乞う。そして、成親の妻子は北山の雲林院へ身...
藤原鎌足薨去ののち、談岑は様々な人の手によって時代を超えて支えられてきた。そして...
中臣鎌足が病に倒れた。彼の盟友天智天皇はその死の直前に藤原の姓と大織冠を彼に贈る...
645年、大極殿にて。帝の臨席する儀式の席で中大兄皇子と中臣鎌足は遂に蘇我入鹿暗...
平家の公達、平資盛は若武者を連れて鷹狩りへ出かける。その帰り道で摂政の車と行き合...