
平重盛は他界後、人々から燈籠大臣と呼ばれた。その由縁が語られる。続く「金渡」では...
生前の重盛は不思議な夢を見て平家の行く末を悟り、息子に無文の太刀を譲渡する。 ...
熊野に参詣し、父 入道相国(平清盛)の改心か、自身の命を縮めてでも一門の来世の苦...
帝位を謳歌する蘇我入鹿の三笠山の御殿に、藤原鎌足の使者・鱶七があらわれる。 「も...
俊寛は罪を許されず、鬼界が島にて独り残されていた。そこへ有王が忍んでやってくる。...
贅を凝らした入鹿の山御殿が完成し、殿上人からの贈り物を並べて歓楽の宴が催される。...
鹿ヶ谷の陰謀で鬼界ヶ島に流された三人のうち俊寛だけは許されなかった。有王は主人で...
真夜中の森で求馬は橘姫に追いついた。橘姫が思い人に恨みつらみを述べていると、お三...
赦免を受けた藤原成経は途中で亡父の供養をしつつ、平康頼とともに都へ帰還する。 明...
あやしい巫女の事を問いただすお三輪。二人は互いに求馬を渡すまいとするが、そこにお...