平家物語
西光親子の讒奏で、比叡山の座主である明雲は伊豆の国に配流となった。衆徒はこの結果...
平時忠卿が比叡山の怒りを収める。その同月、京は大火災に見舞われる。 夕方になって...
比叡山は師高兄弟の断罪を朝廷に訴えたが、判決はなかなか下されない。人々は後二条関...
陰謀の首謀者成親は多田蔵人行綱に、戦に使う弓袋にするための白布を贈る。一方、加賀...
高倉天皇は元服し、清盛の娘、徳子を妻とした。その頃、空いた左大将の座を藤原成親が...
平家の公達、平資盛は若武者を連れて鷹狩りへ出かける。その帰り道で摂政の車と行き合...
建春門院と後白河上皇との間には皇子が居られた。その皇子に、親王の宣旨が下されなさ...
二条天皇の葬送の際、興福寺に侮辱された延暦寺衆徒は何も反抗せず立ち去ります。同二...
あまりにも幼い帝の誕生に世間がざわめく中、上皇となった二条は僅か二十三歳でこの世...
亡き近衛天皇の后、藤原多子は、今帝・二条天皇から后になるよう乞われる。しかしこれ...