平家物語
安元三年六月二日、藤原成親は都を出され、流刑先の備前国児島へ護送される。 同じ年...
後白河法皇を幽閉しようと計画する入道を、内大臣重盛は袖を濡らしながら説得し続ける...
清盛の元へと出向いた重盛は、成親の罪を減じるように説得をする。 門前で車から降...
娘婿の成経少将を救うために宰相教盛は奔走するが、頼みを容易に聞き入れようとしない...
対立している後白河法皇に対して、平清盛はついに実力行使に出ることを決意する。 ...
平重盛は父清盛に大納言藤原成親の助命を乞う。そして、成親の妻子は北山の雲林院へ身...
謀が漏えいし、窮地に立たされた新大納言・藤原野成親。先を案じて嘆く矢先に、入道の...
太政入道・平清盛は、平氏を滅ぼそうとする勢力の粛清を謀る。 太政入道はまず雑色を...
配流が決まっていた明雲は僧たちにより奪還された。一方この騒動により平家打倒の企て...
無実の罪で遠流の刑に処せられた明雲大僧正を奪還すべく、日吉山王権現の御神託を受け...